運転しながらiPhoneでハンズフリー通話ができる『Jabra DRIVE
』を購入してみました。
運転中の携帯電話の使用は道路交通法で禁じられていますが、ドライブ中に着信があるととても気になるものです。
この『Jabra DRIVE
』は、BluetoothでiPhoneとワイヤレスでリンクし、簡単な操作で安全に着信への応答、通話を可能にする車載用のスピーカーフォンです。
パッケージには、本体および充電用のUSB-microUSBケーブル、車のシガーソケットからUSB電源をとるチャージャーが付属しています。
サイズの比較のため、iPhone 4Sと重ねてみました。
タテ・ヨコの大きさはほぼiPhoneと同じ。重さは約98gと軽量です。
Bluetoothに対応したハンズフリーキットは他にもあるのですが、安っぽく残念なデザインのものがほとんどだったりします。
それに対しこの『Jabra DRIVE
』は、梨地加工のシルバーと艶消しのブラックを基調としたモノトーン、美しい曲線を描くクリップなど、高いデザイン性が特徴です。
デザインだけでなく、塗装・ボタン類の押し心地なども上質で、実際の価格帯よりも上のランクの製品といった印象を受けます。
業務用・パーソナル用の多くのヘッドセットを手がけるブランドだけあり、使い勝手もよく考えられています。
購入してはじめて電源を入れると自動的にペアリングモードになり、iPhoneのBluetooth設定をオンにするだけで、なにも操作することなく接続されます。
2台の携帯電話まで登録できるので、プライベートと仕事で2台持っているひとや、夫婦で同じ車を運転する、という場合でも対応できます。
ヨコからみたところ。
曲線を描くシルバーの部分は、車のサンバイザーに取り付けるためのクリップの役目を果たします。
本体サイド(写真手前)には、充電用のmicroUSBポートと電源スイッチがあり、操作系のボタン類は全て本体前面(写真上)にまとめられています。
スペックによると、バッテリー充電時間は約2.5時間。フルチャージで最大20時間の通話または最大30日間の待ち受けが可能とのこと。
本体を裏からみたところ。
クリップの部分は強度のある金属製で、見た目の薄さ以上にしっかりとサンバイザーを挟み、走行中にズレる心配がありません。
実際にサンバイザーに取り付けてみた写真です。
国産の大衆車でもそれなりにマッチしていますが、高級車で使用しても違和感のない質感だと思います。
本体そのものは薄く出っ張りがほとんどないため、頭上にあっても圧迫感がなく、また運転の妨げにもなりません。
感度のよいマイクとノイズキャンセリングにより、声張り上げることなく相手と普通に会話ができます。
本体前面にまとめられた操作ボタンは、ボリュームアップ・ダウンと通話用の3つのだけしかありません。
スピーカーの電話のマークが書かれた周囲全体がボタンになっており、
- 着信時に1回押すと応答
- 着信時に2回押すと着信拒否
- 通話中に1回押すと終話
- 通常の状態で2回押すとリダイヤル
といった操作を、iPhoneに一切触れることなく行えます。
ボタンが1つで大きいため手元を確認する必要がなく、運転中でも前方から視線を外すことなく会話ができます。
また、iPhoneとの接続時は「Connected」、バッテリーの残りが少ない時は「Battery Low」と女性の声で案内してくれるので、いちいち本体を確認する必要もありません。
A2DPプロファイルに対応し、通話に加えて音楽をスピーカーで鳴らすこともできますが、モノラルかつそれほど大きなスピーカーではないため、あまりメリットはないかもしれません。
電話をするときは車を止めればいいのですが、急いでいるときや高速道路を走行中、または渋滞に巻き込まれている時に限って、電話がかかってきたりするものです。
安全かつストレス無く運転するために、ハンドルを握るiPhoneユーザーにとって便利なアイテムではないでしょうか。
製品名 | Jabra DRIVE |
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製造 | Jabra | ||
ショップ | アマゾン / 楽天市場 |
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サイズ・重量 | 104 x 58 x 18 (mm)、約98 (g) | ||
規格 | Bluetooth v3.0+eSCO、A2DP, HFP, HSP | ||
参考価格 | 5,980 円 (税込) |